ゆったり菜時記-12 秋ナス 枝選定し夏から連続収穫
更新日:2020年4月12日
2013-09-21
大雪山系の紅葉が始まり、畑も秋野菜の季節となりました。
秋野菜といえば秋ナス。ことわざに「秋ナスは嫁に食わすな」とあり
ます。
おいしい秋ナスをお嫁さんに食べさせるのが惜しいというしゅうとめ
さんの気持ちなのかもしれませんが、今は「秋ナスを嫁と一緒に料理
する」かもしれませんね。
私は焼きナスが好きなので、収穫したナスを妻に焼いてもらい一緒に
食べます。
私の秋ナス作りはこうです。教科書通りの「3本仕立て」ではない
のであしからず。
ナスの苗は、春に枝を2本仕立てにして育てています。夏の終わりに
1本はそのまま伸ばして収穫を続け、残りの1本の上の方を剪定し、
新しい枝を伸ばして実を付けさせます。こうすると、夏ナスから秋
ナスまで連続して収穫ができます。
ところで、木箱を使った四角いスイカ作りは失敗しました。
木箱内のスイカと同時期に着果させたスイカは外で大きく育ち、
収穫を終えました。
さて木箱の中は…と期待しながらふたを開けてのぞいたところ、
薄緑で顔色の悪いスイカににらみつけられ、「俺をこんな箱に押し
入れて…。スイカは丸いの丸いのが自然なんだよ~」と怒鳴られま
した。
頑固者のスイカなんでしょう。箱の中で必死に四角くなること
に抵抗し、楕円形の姿にとどまっていました。
とはいえ、頑固者もカットされて食卓へ。完熟で甘いスイカ
でした。
食べながら「浅知恵でかわいそうなことをして、ごめんね」と
声をかけると「わかればいいんだよ」と諭されました。
四角いスイカ作りは、失敗のまま今年で卒業します。
Comments